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ビッケ

第1章 ビッケ…

 ⑩

「さて…と」
 わたしはゆっくりとカラダを起こし…

「今度は和哉くんの味見しなくちゃ…」
 
「え…」

「さぁ、ここにおいでよ」
 目の前に和哉くんを立たせる。

「気持ち良かったからさぁ、お礼よ…
 それにぃキミのチンポも確認しないとねぇ」
 多分もの凄くいやらしい顔をしながらそう囁いていると思われる。
 
 そして目の前に彼を立たせ、ジーンズのウエストのボタンに手を掛けていく…
 そう、わたし達はシャワーどころか服さえもまともに脱いではいないのだ、いや、まだわたしがスカートを脱いだだけであった。

「あらぁ、ジーンズがきつそうねぇ…」
 和哉くんのジーンズの股間ははち切れそうにパンパンに膨らんでいる。

 そして微かにオスの匂いも感じていた…

 フェチなわたしは、そんなオスの匂い、香りが堪らな苦大好きであり…
 更にゾクゾク、ウズウズと昂ぶりを疼かせてしまうのだ。

 ジーー…
 そしてゆっくりとジーンズのチャックを下ろしていき、膝まで降ろし…

「あら、まあまあね」
 目の前のボクサーパンツに包まれ、膨らんでいるモノを見て呟く。

 そして…

「あっ」
 一気にパンツを下ろす。

 ブルンッ…
 まるでそんな音が聞こえるかの様な勢いで、和哉くんのチンポが反り返った。

「あらぁ…」
 思わず声を上げてしまう。  

「うん、まあまあねぇ、それにキレイだわぁ」

 そう、おへそに向かって反り返っている、猛々し苦震え、脈打っているチンポは…

 大き過ぎず、決して小さくはなく…

 太過ぎず、細過ぎず…

 短か過ぎず、長過ぎず…

 世の中の男性の平均がどのくらいなのかは分からないが、わたしがこれまで経験してきた中でも、本当に中間的なサイズといえるのだ。

 だけど…

 頭が、亀頭がしっかり傘を張り、そして清潔感が感じられ…
 キレイという形象が浮かぶ様な感じなのである。

「うん、キレイだわぁ」
 最近、腐れチンポか巨大過ぎなモノに当たり続けていたから、本当にホッと安心し、嬉しくもあった。

「じゃあ、食べてみようかなぁ」
 思わずそう呟き、わたしは唇に含む。

 ジュボ、ジュル、ジュルル…

 久しぶりのチンポの口当たりもなかなか快感である。

 わたしはフェラをしても感じる、まるでチンポの快感とリンクしたかの様に感じてしまう…




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