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12歳年下の彼に溺愛される話

第2章 割の悪いアルバイト


そう言った彼の言葉の通りに、
大分港が近くなって来ていて。
確かにここでキスをすると、
目の前にある…商業施設のテラスから。
こっちが丸見えになってしまいそうだ。

『あっという間…でしたね…』

「そうですね、2時間半…
もう経っていまってたんですね…」

初めてのトワイライトクルーズの時間は
終わって、元の場所に戻って来る。

『僕は…どうも…フランス料理って…
こう…食べたって気がしないんですけど…。
巴さん…、まだこの時間ですし…。
お夕飯の続きにしませんか?あそこで』

そう言って港斗が指さしたのは、
ここからは目と鼻の先にある。
このエリアのランドマーク的な
五つ星のホテル…なのだけども。

そのホテルの中にある、
カフェバーに着いたのは夜の20時前の事。

高層階にあるそのカフェバーは、
本格的なカクテルを楽しめるバースペースと。
ゆっくりとテーブル席やソファ席で。
海辺の埋め立て地の立地を利用した。
海側からの夜景を楽しみながら。

お酒も…勿論バーだから楽しめるし。
カフェでもあるから、バーよりも
カジュアルにお料理も楽しめる。

プロシュートのクリスティー二
ムール貝の白ワイン蒸し
ミックスピザを注文して。

カフェバーだからなのか、
コーヒーを使ったカクテルもあって。
カルーアをコーヒで割ると言う。
カフェカルーアを頂いて。

カルーアに甘みがあるので、
味も…コーヒーの香りを感じるし、
甘みがあるから飲みやすい。

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