〜甘くとろけるスクールライフ〜
第5章 視線
『先生……?』
中村「ん?」
『……昨日のマッサージは今日はなしですか?』
中村「してほしいの?」
『……少し』
中村「…今日はここまで」
『えっ』
中村「授業でやるからこれ」
『でも……』
中村「でも?」
" 先生がしてくれるわけじゃないから "
と言いかけたけどやめた
どうしてこんなことを言いかけたのか
自分でもわかっていなかったから。
『何でもないです。。』
中村「……拗ねた?」
『拗ねてないです!』
中村「拗ねた顔してるよ?」
『…元々こういう顔なんです!
もう帰ります!』
そう言い残して
部屋を後にした
そして
私は気づいてしまった
先生への感情が変わっていることに。
.
翌日
先生が言っていた通り
バストクリームを使って授業が行われた
李斗「すご……ふわふわになった」
『ほんと?』
李斗「綺麗な胸してるよね。小羽。」
『小さいけどね』
李斗「でも最初より大きくなった気がする」
『このクリーム、手放せなくなっちゃうかも』
李斗「俺が毎日マッサージしてあげる」
『…何言ってのよもう///』
一通り終わったところで
新たな課題が先生から発表された
中村「じゃぁみんな静かに。
明日のこの時間までに提出する課題を出すぞ」
生徒「課題?」
中村「男子はパートナーの女子の性器をスケッチしてくるように。」
李斗「絵……ですか?」
中村「鉛筆で書くだけでいい。色は塗らなくていいから。」
生徒「女子がすることはないんですか?」
中村「女子は……自分の性器を触ってみてどこが気持ちいい部分なのかレポートに書いて提出な」
『……自分で触る?』
中村「もちろん、中に入れる必要はない。
外の部分でどこを相手に触られたら気持ちいいのか、まずは自分で把握する必要がある。
文字数制限はない。明日の提出の時間に俺に発表するだけだから。レポートっていうかカンペみたいなものを用意してくれればそれでいい。
なんか質問あるやついるか?」
衝撃の課題すぎて
質問なんて浮かばなかった
自分で自分のを…?
気持ちいいとか分かるんだろうか…?