〜甘くとろけるスクールライフ〜
第2章 同室
_コンコン ガチャ
「失礼します…」
返答なし…
寝てる…?
『 ……だれ 』
「あ!ごめんなさい起こしちゃって!
同室でお世話になります、若葉です」
『 ……ゴホゴホ
あ、ごめん……俺は 』
だ、大丈夫です!!
向井くんですよね?寝ててください!」
『 あ、ありがとう…』
薄暗い部屋のせいでよく顔は見えなかった。
「ごめんなさい!うるさくしちゃうかもですけど
シャワー使わせてもらいます…」
『 全然!おかまいなく……ゴホゴホッ』
お風呂から出るとある事に気がついた
あれ?……パンツ…ない?_
部屋に忘れてきてしまったようだった
きっと彼は、寝てるはず…
そう祈りながらタオルを巻いて
そぉーっとお風呂場から出ると
携帯のライトを照らしながら探し始めた
すると
『 電気、つけても……いいよ?』
「あ!ごめんなさい……
なかなか見つからなくてパン、、っ」
『 ……パン?』
パンツが…とは言えず
「な、何でもないです」
ゴソゴソ……
あっ、、
ふとした拍子にタオルがはだけてしまい
その瞬間に
ピカッ- ̗̀ ̖́-(部屋の明かりが点灯)
『 だから電気つけなって……って…///』
「…ッッ!!!!!//////」
『 ごめんごめん!!!!見てない!
見てないです!!!!』
咄嗟にしゃがみこみ、タオルで下半身を覆った
「えっ、あっ、えっと(;゚∇゚)///」
『 あっち、あっち向いてるから
き、着て…は、履いてください…』
絶望_
え?初対面の人にケツ…?
なんなら前見られたよね?
し、死𓏸たい……
「…履けました、、、」
『 ……はい』
「ごめんなさい、、
初対面で…しかも体調悪い人にお見苦しい姿……」
『 ( ´∀`)ハハハ』
「え?」
『 あっ、いや、ごめん笑っちゃった』
「……( ゚д゚)」
『 若葉ちゃん、面白いね 』
「…いや、、」
『 ゴホゴホ……やべ、なんか熱上がってきたかも』
「え?大丈夫?」
『 寝るわ、、
今度またちゃんと若葉ちゃんのこと教えてね』
「…あ、はい、、お大事に」
爽やか…イケメン…
待って
そんな爽やかイケメンに見られた……
出会い方最悪すぎるよ__