らゔぃあん☆ぴーち!
第5章 ん
季節は夏から秋へ。
桃たちと同居を始めてから二か月以上が過ぎていた。
新しいお母さんとなった晴香さんはのほほんとした癒し系で優しいし
私と桃の間柄は
私の不断の努力と粘り強さにより桃と紫苑の間柄と同じくらいに深まっていた。
最初の内は隠していた可愛いものが大好きという嗜好も
一緒に暮らし互いの個室を行き来する内に自然とばれてしまい
今では桃と一緒に可愛い雑貨屋さんを巡ったり
可愛い動画を一緒に見てキャッキャすることができる。
しかしそこには必ず紫苑もいるんだけど。
桃と私の仲が深まると紫苑は面白くない訳で
互いを牽制し合う状況はより熾烈になった。
桃と二人きりになるタイミングがあると紫苑は野性の勘が働くのか絶妙のタイミングで現れ割って入って来る。
それは私も同じで何度割り込みや乗っ取りをしてやったかわからない。
振り返れば最初の内は紫苑に劣等感を感じたり
紫苑みたいにもっと早く桃と出会っていたかったとか思っていたっけ。
今はもうそういった感情に胸を痛めることはない。
ただ
高まり続ける桃への恋心だけが私の胸を痛くする。
桃たちと同居を始めてから二か月以上が過ぎていた。
新しいお母さんとなった晴香さんはのほほんとした癒し系で優しいし
私と桃の間柄は
私の不断の努力と粘り強さにより桃と紫苑の間柄と同じくらいに深まっていた。
最初の内は隠していた可愛いものが大好きという嗜好も
一緒に暮らし互いの個室を行き来する内に自然とばれてしまい
今では桃と一緒に可愛い雑貨屋さんを巡ったり
可愛い動画を一緒に見てキャッキャすることができる。
しかしそこには必ず紫苑もいるんだけど。
桃と私の仲が深まると紫苑は面白くない訳で
互いを牽制し合う状況はより熾烈になった。
桃と二人きりになるタイミングがあると紫苑は野性の勘が働くのか絶妙のタイミングで現れ割って入って来る。
それは私も同じで何度割り込みや乗っ取りをしてやったかわからない。
振り返れば最初の内は紫苑に劣等感を感じたり
紫苑みたいにもっと早く桃と出会っていたかったとか思っていたっけ。
今はもうそういった感情に胸を痛めることはない。
ただ
高まり続ける桃への恋心だけが私の胸を痛くする。