らゔぃあん☆ぴーち!
第7章 ぴー
「私と紫苑、二人で想いを告白して、それで桃にどちらかを選んでもらったらいいんじゃないかな。出会ったばかりの頃に紫苑が言っていた、桃の喪中ももう明けている」
息を呑み固まっている紫苑。
「選ばれたほうが桃と付き合う。選ばれなかったほうは、潔く身を引いて結ばれた二人を祝福する。どう?」
「どうって、そんな」
「どちらも選ばれないことも考えられるけどね。二人とも振られて終了」
紫苑は私から視線を逸らすように俯き首を振った。
「二人とも振られるならまだましだ。自分が選ばれなかったら?祝福なんてできない」
「それは私も同じ気持ち。でもさ、それが桃の選んだ幸せなら、おめでとうって手をたたけるんじゃない?」
私と紫苑はしばし無言で
そして
「わかった。
桃に選んでもらおう。自分か、朱音か」
私を見据えきっぱりと言い切った紫苑
腹を決めたようだ。
「今ここで決着をつけるんだな?」
「うん」
「じゃあ、桃を呼んでくる」
紫苑は二階へと向かっていった。
その背中を見送りながら深呼吸。
ついにこの時が来た。
こんな風にやって来るとは思わなかったが自分から言い出したこと
後悔はない。
両手でパシパシっと頬を叩き気合を入れる。
「しゃあっ!」
デッドオアアライブ
さあ
今度こそ白黒つけようじゃないか。
桃が選ぶパートナーはこの私
この私
私を選んでよ桃
頼むよ
こんなことを言い出した私を後悔させないで
桃。
息を呑み固まっている紫苑。
「選ばれたほうが桃と付き合う。選ばれなかったほうは、潔く身を引いて結ばれた二人を祝福する。どう?」
「どうって、そんな」
「どちらも選ばれないことも考えられるけどね。二人とも振られて終了」
紫苑は私から視線を逸らすように俯き首を振った。
「二人とも振られるならまだましだ。自分が選ばれなかったら?祝福なんてできない」
「それは私も同じ気持ち。でもさ、それが桃の選んだ幸せなら、おめでとうって手をたたけるんじゃない?」
私と紫苑はしばし無言で
そして
「わかった。
桃に選んでもらおう。自分か、朱音か」
私を見据えきっぱりと言い切った紫苑
腹を決めたようだ。
「今ここで決着をつけるんだな?」
「うん」
「じゃあ、桃を呼んでくる」
紫苑は二階へと向かっていった。
その背中を見送りながら深呼吸。
ついにこの時が来た。
こんな風にやって来るとは思わなかったが自分から言い出したこと
後悔はない。
両手でパシパシっと頬を叩き気合を入れる。
「しゃあっ!」
デッドオアアライブ
さあ
今度こそ白黒つけようじゃないか。
桃が選ぶパートナーはこの私
この私
私を選んでよ桃
頼むよ
こんなことを言い出した私を後悔させないで
桃。