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小春日和

第1章 小春日和


 え、あ、まさか…
 そう、まさかであった。

 男の子の手は硬く勃起した自らのモノを握りしめ、上下に動かし、いや、シゴキ始めたのだ…
 その姿に私の目は張り付けとなり、ガン見してしまう。

 ドキドキ…

 初めて見る男の子の本気のオナニーに胸が激しく高鳴り…
 そしてウズウズと奥の疼きが昂ぶってくる。

 あぁ、凄いわ、あんなに速く動かすんだ…

 あ、意外に大きいわ…

 ドキドキ、ウズウズ…

 奥がズキュンと潤んでくるのを自覚する。

 そういえば久しくシてないわ…

 そして自然と自らの手が股間へと下りていく。

 きっとあの子よね、朝、たまに見かけるあの自転車の高校生の男の子よね…
 脳裏に、たまに見かける男の子の姿が浮かんできた。

 ああ、ヤバいわ…
 そして私はその姿をガン見しながら、履いている部屋着のスエットのウエストのゴムの中へと、自らの手を伸ばし入れていく。

 一緒にしちゃおう…

 アレを見て、とても我慢なんてできない…

 小春日和の、まるで…

 白日夢のようだわ…

「あっ」

 その時だった…

 不意にその男の子がこちら側を向き…

 窓を通して目が合った…

 あぁ、見つかっちゃったわ…

「え?…」

 ドキドキ…

 だが、その男の子は私から視線を外さないまま…

「あぁ…」

 私を見上げ、見つめながら…

「あ、うわぁ…」

 最後までイッてしまったのだ…

「あ、え…」

 あ、あんなにたくさん出るの…

 その男の子はおびただしい量を射精し、快感に顔を歪めながらも…

 私から視線を外さずに、いや、私を見つめながらイッたのだ…

 そして射精の快感に惚けた表情になってもまだ…

 私を見つめ続けていた。


 ドキドキドキドキ…

 私自身もその男の子の目から、視線を外せなくなってしまっていた…
 心が激しく揺れる。

 すると、男の子の口元が動き…

 いや、何かを呟いてきた…

「え…」

 い…ま…か…ら…

「え…」

 い…く…ね…

 

 穏やかな小春日和だったのだが…

 急に…

 激しい冬の嵐へと変わっていく…



            Fin~♪





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