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diary

第7章 初めての入院生活



ん……今何時だろう……


朝日が窓から差し込んでいるからもう朝かな


よく寝たな、体も昨日の夜に比べて楽な感じがするし


パッと周りを見渡す。腕には点滴が増えているし相変わらずずっと音が鳴っている心電図


私昨日からトイレ行ってない……


少しあそこに違和感を感じベットの周りわ見渡すと黄色い液体が通った管があった


まさかこれって…


昨日の夜に誰かが入れたってこと……?てことは私は恥ずかしい部分を晒してたの?


はぁーーーもういや…


こんな所早く出ていきたい。


でも誰がやったんだろう……、看護師さん?いや千葉先生かもしれない


だって昨日私が寝るまでそばにいるって言ってたし…


あれって安心させる意味じゃなくて処置するため?昨日少しでも優しいって思った私がバカみたい


私がそう思っていると足音が聞こえてカーテンが開いた


「あら、お嬢さんは目覚めが早いですね」って入ってくると同時に佐藤先生がニコッと笑ってそう言った


私はまだ先生達というか病院の人とまともに会話したことないし誰とも仲良くなくてまた人見知りが発動して顔を背けてしまった


しかも佐藤先生と一緒に千葉先生まで入ってきたし


私は少し怒っていたから先生達がいない方に顔を背けた


「ん?どうした?ちょっと怒ってる?」と佐藤先生がそう言ってくるが私は少し布団の中に潜って無視をした


「さーちゃんは何に怒ってるの〜?昨日の検査?あれ痛かったよね〜よく頑張ってたよ〜?」


昨日のも嫌だったけどそれじゃない!


私がグズグズ布団の中に潜っているとずっと黙っていて痺れを切らした千葉先生が私の布団をバサッとって足元にまとめた





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