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革靴を履いたシンデレラ

第3章 階下の秘め事*


リーシャの唇に吸い付くように口付ると心地よい熱が彼の全身を包んだ。

「ん……」

唇を荒々しくこじ開け

「……っ」

口の中を舌で犯す。

歯茎の裏、頬の内側、上顎を舐めあげて、そして舌を絡め取る。
ややして、それにリーシャの舌が遠慮がちに応え、シンデレラに絡みついてきた。

彼女の固くすがめられた眉を艶めかしく思っていると、柔らかく絡み合っていた舌を積極的にチュウと吸われたので……彼は若干驚いた。

そのまま指先が彼女のドレスの裾をめくり上げる。
そこからあらわれた足はぴったりと閉じられていた。

隙間に身を置いた彼は腿に手を這わせ、リーシャの柔らかな内腿に歯を立て……すると、彼女が膝を揺らして小さく悲鳴をあげた。

「ぁ、やっ、い、いたっ……」

そこから逃れようと体をひねるが、彼女の両の腿は彼の手によってしっかりと押さえつけられているため逃れられない。

「痛い? そうは見えないが」

軽く噛んだだけだったので、おそらく予想外の動きに狼狽えた彼女の反応だ。
シンデレラはあえてそうしたに過ぎない。

「ぅん……っ」

リーシャの白い脚が羞恥にこわばる。

シンデレラの手が、腿と脚の付け根を揉むように撫でる。
脚の間の薄布を少しずつ湿らせていく。

彼はそれを早々に取り去ろうとしなかった。
ねっとり舌を這わせ、彼女の形を確かめるかのように、薄い布の上を往復していた。

目を上げた彼がリーシャを見ると、必死に顔を背けて耐えているようだった。

「さて、そろそろ訊いてもいいかな?」

「………?」

「貴女は男を迎えるのは初めてだね」

愛撫を続けながら彼が問うと、リーシャの全身が微かにビクと反応した。


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