100回射精したら付き合ってあげる♡
第9章 予定外
季節は流れ、海斗と出会った暑かった夏は終わり秋になっていた。
制服も冬服へと変わっていた。
秋の修学旅行を前日に控えた放課後。
私は海斗と学校の屋上にいた。
「ン……ハァッ……あッ……イクッ」
ビュッビュッ!
屋上の隅で海斗は私の目の前で勢い良く射精をした。
「ハァハァ……これで99回…!」
「……そうだね」
「えぇ…テンション低いよー!あと1回で約束の100回なんだからさぁ」
まさか本当に100回やるなんて思わなかった。
それよりも、最初は海斗の事をからかうつもりで言い出した事なのに途中から海斗の事を好きになってしまった。
いつからとかはわからないけど、海斗が女子と仲良くしてたりするとモヤモヤして…他の女の子と良い感じになって私との約束を中断すればとか思っていたのに、私以外の女の子と仲良くしてると私への気持ちを確認したくて海斗を求めてしまっていた。
海斗はちょっとおバカっぽいところもあるけど大会社の社長子息だし、付き合ったとしてもきっと短い付き合いになると思う。
だから好きにならなければ気が楽なのに…海斗を知れば知るほど可愛くて、愛しくなってしまった。