100回射精したら付き合ってあげる♡
第10章 恋人
雪ちゃんの頬にキスをして、おでこをくっつけると嫌がっていないように見えたから唇をチュッと軽く重ねた。
「…もっとしたい」
「ちょっと待って…周りに人いないって事は就寝時間じゃない?」
「エ!?まじ?」
急いでスマホを確認するともうすぐ点呼の時間だ。
「うわ!マジだ!戻ろう」
雪ちゃんの手を引いて雪ちゃんの部屋の前まで急いで戻った。
「はぁ…間に合った」
「ホテル内なら送ってくれなくて良かったのに。海斗も早く戻りなよ」
「夜だし雪ちゃんに何かあったらやだし!おやすみのキスもしたいし!」
「…さっきもしたのに?」
「さっきのは違うよ!おやすみ」
急いで雪ちゃんにキスをして、早足で自分の部屋へと急いだ。
雪ちゃんは受け入れてはくれるけど…
何となく不安が残るのは雪ちゃんが俺の事が好きなのか分からない事だ。
付き合う条件をクリアする=俺のことも好きになるって訳ではない。
誰でも良い訳ではないとは言ってたけど、俺が雪ちゃんの許容範囲だっただけで好きとは言われた事ないもんな。
今度は好きになってもらえるように頑張らないとな。