100回射精したら付き合ってあげる♡
第1章 プールで彼女を作ろう企画
ウォータースライダーの乗り場に着くと、階段が二手に分かれていて上には一般と親子・カップル用と書かれている。
親子・カップル用の方は大きめの浮き輪に二人で座るタイプのようだ。
本心では長谷川さんとカップル用で…とは、思うけどまぁ、一般の方だよな。
「…武山君」
「どうしたの?」
「あの…実はちょっと怖くて……カップル用の方で一緒に乗ってもらってもいいかな…?」
長谷川さんは申し訳なさそうに俯いてそう言った。
何それ…怖くて一緒に乗って欲しいとか可愛過ぎる!
「もちろんいいよ!俺がついてるから大丈夫だよ!」
「ふふ…武山君頼もしいね」
「な、並んでる間とか緊張するなら手繋いでおく?」
「うん…ありがとう…武山君優しい」
また手まで繋げた!
長谷川さん、俺の事アリなんじゃないか!?
ヤバい…俺、めちゃくちゃ可愛い彼女が出来てしまうかもしれない!
並んでる間に長谷川さんと談笑をしていると、長い待ち時間もあっという間に過ぎていく。