100回射精したら付き合ってあげる♡
第3章 初めてのキス
必死で謝ると想いが通じたのか長谷川さんはにっこり笑って俺の頭を撫でた。
「ふふ…武山君は素直で良い子だね。ご褒美あげようかなー?」
「ご褒美!?」
「どうしようかなぁ?そうだ、そういえばさっきキスしちゃいそうだったけど…キスしたかった?」
長谷川さんはそう言ってぷるぷるの唇を指先で示したので、俺は急いで頭を縦に振った。
「じゃあ……キスしていいよ?」
「マジで!?本当にいいの!?」
「うん」
「そしたら…あっちの影の方に移動して…」
ここは周りに人が多過ぎるからな。
「どうして?」
「ここ人前だし…」
「武山君さっき暴走したし、二人で人気のないところ行くの怖いなぁ」
「キス以外しないって約束するから!」
「だーめ。ご褒美の有効期限今から1分以内ね」
「嘘だろ!?」
ここでキスするの!?
こんな人多いところで!?
俺、キスするの初めてなのに!?
今逃したら長谷川さんと次にいつキス出来るかわからないし…
もう人前だろうとどうでもいい!俺は長谷川さんとキスがしたい!
有効期限が切れる前に俺は長谷川さんの肩を掴んで急いで唇を重ねた。
う……わ………長谷川さんの唇……心無しか甘いようにも感じる。