100回射精したら付き合ってあげる♡
第4章 告白
着替えを終えて女子二人が出てくるのを待って合流すると俺達は遊園地を後にした。
長谷川さんは最初に会った時と同じ様にまたメガネを掛けている。
美少女っぷりを知ってから見ると充分可愛いけど、不思議な事にメガネ無しの水着姿の時のオーラまでもが隠れているように見える。
男に絡まれるの面倒だからメガネで隠してのかも?ずっと本当は美少女なのを隠してて欲しい。
4人で談笑しながら駅に向かって歩いていると、来る時は全く気が付かなかったけど道沿いに古いラブホテルがあるのが目に入った。
遊園地帰りのカップルとか結構需要ありそうだよな…俺も長谷川さんと付き合ったら普通に利用する様になるのかな?
「…ねぇ。疲れちゃったからここで休憩してから帰らない?」
突然立ち止まってそんな事を言い出したのは長谷川さんだ。
「な、何言ってんだよ?長谷川さんってそういう冗談言うんだな。ほら、行こう」
淳がすかさずそう言って話を終わらせようとする。
「だって休憩って書いてあるし」
「休憩ってそういう意味じゃ無…」
「本当だぁ!2時間休憩って書いてあるー!」
小山はデカイ声でそう言う。
え…本当に知らないのか!?
「陽葵、頼むから声のボリューム下げてくれ」
「どうしてー?」
知ってたらこんなところであんなデカい声で言わないよな…
「淳、小山にちゃんと教えてくださいよー」
俺もこのやり取りは小山以外冗談だと思って笑いながらそう言った。