100回射精したら付き合ってあげる♡
第5章 タイムロス
次の日。
小山は雪ちゃんとショッピングモールに来ているらしい。
そして俺も淳とそのショッピングモールへ来ている。
「ここのフロアにいるんだよな?」
「あぁ、何処の店にいるか聞いてるから待ってろ」
「あー!2週間ぶりに会えるの楽しみだなぁ」
「偶然装うんだから慎重にやれよ?あと長谷川さんが嫌がってたらしつこく追い回さない!わかった?」
「はい…雪ちゃんの事めちゃくちゃ好きだから…雪ちゃんが嫌がる事はしません…」
今回の作戦も雪ちゃんが俺に連絡先教えるのを拒否はしたけど、小山曰く俺の事を嫌ってるわけではないという判断の元決行されている。
小山からの連絡を待つ間も自分でも雪ちゃんを探す為辺りを見渡した。
すると、雪ちゃんセンサーがあるかのように雪ちゃんの姿を見つけた。
「淳!雪ちゃんいたぞ!行ってくる!」
「え…ちょっと待て!今はダメだ!」
「大丈夫だって!上手くやれるから!自然装うの俺得意だから!」
淳の制止も聞かず俺は店にいる雪ちゃんに向かって行った。
「あれー?雪ちゃんと小山じゃん!すごい偶然!ここよく来るんだ?俺もよく利用しててさぁ」
俺は適当に棚に置いてある物を手に取りながら雪ちゃんに話し掛けた。
「あ…あぅ…武山君……」
「え?」
小山が青ざめた表情で俺の事を見てくる。