100回射精したら付き合ってあげる♡
第5章 タイムロス
「それじゃ私カラオケしてるから、海斗はそっちでさっき買ったコンドーム着けて抜いてて」
「エ!?射精の瞬間見れないよ?」
「ゴムに出したやつ見せてくれればいいよ」
雪ちゃんはそう言うとカラオケのパットで曲を選び始めた。
放置された…
これなら普通に雪ちゃんと一緒にカラオケしたかったけど、2週間分の遅れを取り戻さないと…
俺はドアのガラス窓から見えないように壁の方を向いて自分のモノを取り出した。
その間雪ちゃんは普通にカラオケをしていて、声は可愛いし、歌も上手いけど……全然えろい気分になれる雰囲気ではない。
せめて雪ちゃんとくっ付けるくらい近くにいれれば良いけど、絶妙に離れている。
今は止めて普通に雪ちゃんとカラオケ楽しんだ方がデートっぽくていいんじゃないか?
いや、でも途中で止めるとか行ったら帰るとか言いかねないし…
元気の無い自分のモノを手で持って悩む。
「海斗、終わった?」
「いや…」
雪ちゃんは俺の背中側から覗き込んで来た。
「全然元気無いよ?」
「今そういう気分になる努力してるからもう少し待って」
すると雪ちゃんは俺の耳元で囁いた。
「じゃあ、元気になったら海斗のおちんちんにゴム着けてあげようかなぁ」
ビクンッ
雪ちゃんの一言で俺のが急に立ちあがり始めた。