100回射精したら付き合ってあげる♡
第5章 タイムロス
「海斗が好きなのでいいよ」
好きなのと言われても使った事ないし、どれがいいかなんて分からない…
「じゃ……いつも使ってるコレにしよう」
使った事なんてないくせに変な見栄を張ってそう言って適当に手に取った。
これ単品で買うのは恥ずかしいな…
「飲み物一緒に買うけど、雪ちゃん何飲みたい?」
「カラオケ持ち込み禁止だからそれだけ買ってきて。私、そこで待ってるから」
これ単品って…
レジをチラッと見ると、女性の店員しかいない。
「早くしないと帰っちゃおうかな」
「今すぐ行くから!」
そうだ、こういうのは男の俺がちゃんと買うべき物だし…雪ちゃんと最後までするのに必要な物だ!
俺は意を決して行ったが俯いて店員と顔を合わさないように買って、急いでコンビニを出た。
「初めて買ったの?」
「そ、そんな事ないし!しょっちゅう買ってるから」
「そうなんだ。行こっか」
早く雪ちゃんに触りたい…
そして、カラオケの部屋に着くと俺はすぐに雪ちゃんを抱き寄せた。
「雪ちゃん…」
「海斗………離して?私達まだ付き合ってないよね?」
「あっ…はい…」
何だかんだ言っても、すぐに触らせてくれるし雪ちゃんから離れた。