VOICE
第4章 黒曜の気持ち
【黒曜】
俺は目の前に天使のような可愛らしい子…
じゃない…琥珀さん…に…
黒曜「大丈夫ですか!?」
と声をかけたのだが…
琥珀「何が…?」
と言われ…
何故か鼻血を出して…
立ち尽くして…倒れ込んでしまった…
すかさず俺は受け止め…抱えて…
俺の仕事部屋兼寝室へ…
琥珀さんをベッドへ寝かせた…
今までの家事代行の人達は…瞬殺で去り…
だけど琥珀さんは…嫌な顔をせずに…
笑顔で…対応をしてくれた…
質問も…深入りはせず…
そして、同じ大学と知り…親近感が湧いた…
だけど…気絶させてしまった…
また、断られたら…どうしよう…
俺の頭の中でループしている…
嬉しい気持ちと切ない気持ち…