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VOICE

第4章 黒曜の気持ち


琥珀「あわわっ!!ごめんなさいっ!!」

 琥珀さんは自分の頭を押さえつつ…
俺の顎を、すりすり、撫でてくれた…

琥珀「黒曜くん大丈夫ですかっ!?
って、勝手に黒曜くんの顔に触れて…
ごめんなさいっ!!」

 またもや、琥珀さんは赤面…

黒曜「大丈夫ですよ…それより…」

琥珀「どうしました?」

 これ…聞いても…良いのかな…?

黒曜「嬉しそうにしたり眉間に
皺を寄せたりしてましたが…
どんな夢を見てたんですか?」

 琥珀さんは何かを思い出したのか…
またもや赤面し鼻血が…

琥珀「い、いえっ…何も夢なんて…」

黒曜「そうですか?
では、これを受け取ってください…」

琥珀「これって…」

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