VOICE
第4章 黒曜の気持ち
黒曜「鉄剤入りの栄養ドリンクを
コンビニで買ってきました…」
琥珀「えっ!?」
黒曜「今も鼻血、出てますよ?」
俺は琥珀さんの鼻にティッシュを丸めて
優しく鼻栓した…
琥珀「えっ!?…ちょっとっ!?」
黒曜「あはは…嫌だったら…
キスしゃいますよ…?」
琥珀「えっ!?
…どうして、そうなるんですか!?
それより僕、仕事しますね…」
と琥珀さんは鼻血を出しながら
栄養ドリンクをグビッと飲み干し…
鼻栓を外して…何かに気付き…
琥珀「あれ…?この部屋…きれい…良い香り
…それに…えっ!?ベッドの上っ!?」
黒曜「あっ…琥珀さん…
玄関で気絶しちゃって…
俺が抱えて俺のベッドで寝かせました…」