VOICE
第4章 黒曜の気持ち
黒曜「この部屋は仕事部屋で…桃に…
妹に掃除をして貰ってます…」
琥珀「えっ…!?妹さん…
いらっしゃるんですね…」
黒曜「はい…」
琥珀「あとですね!!
僕の声優オタク友達も桃って言うんですよ♪」
黒曜「そうなんですね…」
琥珀「あっ…すみません…つい…それでは
今度こそ仕事、仕事~!!」
と琥珀さんはドアノブを回し…
琥珀「あっ…あれ?動かないぞ!?」
黒曜「あっ…琥珀さん…
その扉を開ける時コツがあるんです…」
俺は琥珀さんの背中越しに…
一瞬、琥珀さんの身体がビクッとした…
がちゃり…と…
琥珀「あっ、あの…距離が近いですっ」
黒曜「えっ!?すみません…」
琥珀「いえっ…助かりました…」