VOICE
第6章 ついに…
琥珀「えっ!?…な、何、言ってるか…」
黒曜「分からない…?」
琥珀「僕は…HaKUじゃ…ありません…」
琥珀さんは目を逸らし…そう答えた…
黒曜「惚けないで下さいよ…」
琥珀「違うっ!!僕は…HaKUでもないし…
SEKIチャンネルのSEKIさんも…
知らないです…」
黒曜「じゃあ…
スマホ画面を見せてください?」
琥珀「嫌ですっ!!…出て行って…下さい…
ごめんなさい…ひとりにして欲しいです…」
黒曜「俺が、この部屋から出て行ったら…
本当の事を話してくれるんですか?」
琥珀「…………」
俺は…こんな事を、したいわけじゃない…
黒曜「琥珀さんが…
HaKUさんじゃなくても良い…」