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VOICE

第7章 ダメだよ…


琥珀「こっ…くっ」

 上手く言葉が出せないっ!!
待って…ヤだよ…こんなの…

 だけど、中途半端で寝落ちしたせいか…

琥珀「あ、あ、あぁん…」

 だめっ…こんなの…
だけど…無理だよ…我慢…出来ない…

黒曜「琥珀さん…」

琥珀「はぁぁぁん…」

 黒曜くんの生暖かい…息づかい…
色っぽい艶かしい…声…

 声と情熱的なキスで…
先程までの緊張の糸が…絡まっていた糸が…
ほどけていく…全身に力が入らない…

黒曜「琥珀さん…このディルトじゃなくて
俺のじゃ…ダメですか?」

琥珀「……へ…?」

黒曜「素直になってくれたら…」

琥珀「…欲しい…です…」

黒曜「…HaKU…さん…?」

琥珀「…………」

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