VOICE
第8章 すれ違い…【黒曜】
黒曜「琥珀は…
黒曜くんの事は…?好き…?」
わざと…琥珀…と呼び捨てしてみた…
琥珀は、こちらを振り向き…薄目を開け…
また閉じる…
琥珀「うふっ…う~ん…内緒…♡」
教えろよぉぉぉッ!!
黒曜「…じゃあ…嫌い…?」
琥珀は眉間に皺を寄せ…
琥珀「…うん…嫌いッ!!…だって」
えっ…!?
黒曜「だって…?」 琥珀「意地悪だもん」
だもん…って…!?
黒曜「どこが…意地悪…?」
琥珀「…えっ…!?えーっと…エッチの時…
意地悪…だったから…」
琥珀は…
恥ずかしそうに俺の胸板に顔を埋めた…
か、可愛い…
黒曜「じゃあ…黒曜くんに…好きな人が
出来たら…どうする…?」