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VOICE

第8章 すれ違い…【黒曜】


琥珀「それは嫌だッ!!」

 俺は…ホッとした…

琥珀「でも…」    黒曜「でも…?」

琥珀「黒曜くんが…幸せなら…
僕は…それで良いんだ…」

黒曜「それって…黒曜くんの事が…」

琥珀「好きだよ…僕は…黒曜くんの事が…
大好きッ…だけど…言えない…んだ…」

 えっ…!!めっちゃ嬉しいんだけどぉ…!!

黒曜「どうして言えないの…?」

琥珀「………………」

 ………えっ!?…寝てるしぃぃぃッ!!
肝心な所ぉ!!言えない理由を教えてぇぇぇ!!

黒曜「…まぁ…いっか…」

 琥珀さん…エッチする時は敬語…
使ってなかったな…

 俺も…安心…?したら…再び睡魔が…
襲ってきた…

 俺は…さりげなく…琥珀さんを
抱き枕代わりにして…寝落ちした…

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