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逆転ファンタジー

第3章 勇者には、なりたくなかった

 ここは異世界の中である…
何やら3人が揉めておるぞ…

(元勇者)結月
「私、勇者には、なりたくなかったのッ!!」

(師匠)黒江
「何を今更ッ!!男なら勇者だろッ!!」

(元勇者)晃
「ちょっと待てッ!!師匠ッ!!結月は女だぞ!?」

(元勇者)結月
「そうよ、そうよ~!!」

(師匠)黒江
「何を言っているッ!!じゃあ結月は、
どんな職業が良かったんだ!?」

(元勇者)結月
「私は魔道士に、なりたかったのッ!!
だから私は師匠の事は大ッ嫌いなのよッ!!」

(師匠)黒江
「魔道士~?くだらんなッ!!」

(元勇者)晃
「おい、おい…師匠…今、世の中の魔道士を
敵に回したな?世の中の魔道士に謝れよ?」

(元勇者)結月
「そうよ、そうよ~!!」

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