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獣人さんが住む世界で大っきいカレに抱き潰されるお話

第4章 →ひたすら雌の観察(仕事しろ)*


「どうだ美味いか、トーマス?」

「ふぁい。じゅるじゅっじゅっ、れろれろ」

トーマスさんは確かに有能な部下らしい。
ハリスさんの言う通り、私の感じる所をぐいぐい責めてくる。
それはセイゲルさんに本日、初めて教え込まれたナカの性感帯。
少しばかりザラザラした舌の表面が腟内粘膜を刺激し、下腹部の奥を溶かされて勝手に身体が張り詰めていく。

「ぁぁあ、でちゃ、出ちゃうのおっ……」

ごくごく小声で訴える私の叫びも虚しく、獣人はさらにダメ押しを加えてくる。
ハリスさんの指が私の突起全体を擦り上げる。
膨れ切って充血しているであろうクリトリスは二本の指に容易に閉じ込められ、遊ぶように交互にせばめられれば逃げるのなんて不可能。

散々焦らされ続けた私の理性なんて、いとも簡単に決壊してしまう。

ああああああああ! いやあっ!!

弾けそうになる心の叫びと同時に、ぷしゃあっ、と私のアソコから何かが噴き出た。

「わっ!?」

膣から外される舌と、トーマスさんの驚いた声。

「ん……あれ? 小便と違いますかねこれ。 中の味に似て、少し甘じょっぱい……」

「何でも雌がとびきりの絶頂に達したしるしとして、そのような体液がまんこから放出されるらしい。トーマス、お前は中々のテクニシャンではないのか」

「そ、そんなまた。 さすが部下を扱うことについては随一のハリス殿」

キャッキャウフフとはしゃぐ彼らの声を聞きながら、私はぜいはあ息を荒くして歯噛みしていた。
盛大にイッてからの細かな震えが止まず、体に力が入らない。

やだもうやだ、死にたい。
今誰か、ここに水爆でも落としてくれないかな?

「ガクガクしおって。 ろくに膝で立てないらしい、この雌犬が」

「そろそろですね?」

そんな私の耳に届く、ジーッ、とズボンのジッパーが下ろされる非情な音。

「こんな機会でもなきゃ、わたくしたちには交尾の機会がありませんからねえ。 婚姻前に一度だけありますが」

「こうやって実際の雌を知っておかなければ我らは加減を知らんらしいからな」

「その割にはハリス殿。 実に雌の扱いを心得ていらっしゃる」

「いやいや何のなんの。 本番はこれからだ」

ワッハッハッハ、と朗らかに笑い合い、私の腰を掴まれる。

されちゃうの?
いや、いや、それだけはいや……!!

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