テキストサイズ

獣人さんが住む世界で大っきいカレに抱き潰されるお話

第8章 終章「覗きとは違います、これは使命なのです!」*


「舌のがいいか?」

セイゲル様も気遣ってご主人に訊きます。
ご主人はただ首を横に振りました。

「い……いん…だ、大丈、夫……っです」

もっと楽な体勢でと思ったのでしょう。 セイゲル様はご主人を引き寄せて横抱きにし、自分の膝に乗せました。
ひっきりなしにあがる、吐息交じりの喘ぎと同じく、ご主人の足先は床の上を意味もなくさ迷ってしまうようです。

「ふあっ…はあ」

背中を支えている手が前に回り、やわやわと胸を揉みしだいています。
乳房に指先をめり込ませ、挟んでゆさゆさ揺らします。 ご主人の乳房は頼りなく形を変えます。 その時、乳房の先は布地に擦られるだけでなく、自らの乳首同士も擦り合わせてしまうようでした。
乳輪を指先で辿り、布地ごと盛り上がった乳首を指の腹で捏ねます。

「あ、あん……ん」

今度は上下に指先を弾くように往復し、段々と荒々しく可愛がられる敏感な肉粒は、今にも弾けそうに膨らんでしまいます。

夜着の裾に入り込んだ手は、指先で膣壁を刺激しているのでしょうか。 時おり手首を返して僅かに動いてるようです。
ご主人は薄らと目を開けました。 自分の身体を弄り回しているセイゲル様を確認し、切なそうに悶えます。

「はっ…はぁ、ぁ…はあっ」

そんなことをしているうちに、間もなくご主人の反応が段々と変わってきます。
声を始め、表情や動きに角が取れてトロリとしたさまが見て取れました。
白い肌も、性の快楽によって拡張する血管のお陰で、血色良く色付いていきます。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ