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　続けて紫仙は…

紫仙
「良かろう…冥土の土産が欲しいみたい
だから教えてやろう…この水晶玉で
【人間の領域】を視る事が出来るのだ…
さっさと失せなければ、この私から
手を下すしかないな…悪く思うなよ…」

　と、そう言い終わった後…
紫仙は何かに気付いた…

紫仙
「まったく…次から次に…
めんどうな者を寄越しやがって…」

　と、紫仙は怒りに満ちていたが
鼓動は乱れてはいない…

「やっと、見つけたぞ…！！
さっさと【禁忌の曲譜】渡しやがれ～！！」

下級使い
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ～
勝手に【仙人の領域】へ入られたら…」

　と、どうやら四人を追いかけて
【人間の領域】から残党達が【禁忌の曲譜】
を奪いに来たらしい…

　それを下級使いが止めに入ろうとしていた