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恋慕

第31章 仙人の領域…


 それを聞いていた紫仙は…

紫仙
「ほぅ…流石は朕家の者だな…
自分の力量を分かっておるな…
だか、しかし、いくら、お前らの秘力を
回復させたとて私には敵わぬぞ…?
私は、お前らの親と同じ…
いや、それ以上に仙力を使いこなせる…」


「お前…さっきから偉そうに…」

 と、今度は弦が紫仙に反発したかと思うと

 急に弦は苦しみ始めた…
それを見ていた朕は…


「頼む…
弦を…苦しませないで…くれないか?
今すぐに此処を立ち去るゆえ…」

 と、朕は紫仙に懇願する…

紫仙
「こいつは生意気だ…此処で殺す…
また、どうせ…
秘力を回復させたら来るのだろう…?」

 と、冷たい視線を弦に向けた…

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