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恋慕

第31章 仙人の領域…



「そ、それは…」

 と、朕は悩んでいた…

紫仙
「あっはっはっ…これは面白い…
友が大切か…契りを交わした奴が大切か…
良しっ!!気が変わった…お前も、
その傀儡も一緒に私の元へ来るが良い」

 と、紫仙は
シャンと朕を連れて行くと言い出した…


「おいっ!!朕は連れて行くな…
連れて行くなら俺を連れて行けよっ!?」

紫仙
「それは駄目だ…
お前ら、ふたりは生意気だ…もっと苦しめ」

 と、紫仙は祭と弦に、そう言い放ち…
続けて…

紫仙
「そうだなぁ…あの奥地にある私の処に
秘力を使わず五日…いや…三日で来い…
そしたら考えてやるぞ?」

 と、祭は遥か遠くに…古宿が見えた…

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