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恋慕

第34章 寝床…


【寝床…】

 祭と弦は川辺で水浴びをし…
飯を食べた後…
ひと眠りをしようと寝床に…だが…


「おい…っ!!弦…この寝床は何だ…」

 祭は弦の作った寝床を見て愕然としていた

 弦は頬を染め…照れながら…


「いやぁ~…朕の事を考えていたら…
大きくて、一つの寝床で寝たいなぁ…
なんて思っていたら…つい…」

 と、弦は夢中になり…竹を敷き詰め…
回りを囲むように竹の中に灯りを灯し…
何とも…妖艶な雰囲気に…


「おい、おい…
やめろ…照れるなよ…気持ち悪い…」

 と、祭は頭を抱えていた…


「何だよっ!!気持ち悪いってっ!!
失礼だぞっ!!上出来だろうがっ!!
おいらの自信作だぞ?」

 と、自信たっぷりに、そう答えた…

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