テキストサイズ

恋慕

第38章 祭と弦…



「ゆ、夕べは、そのぉ~…
お互いに溜まっていた、と、言う事で…
二人だけの秘密に…してはくれないか…?」

 と、弦は上目遣いで祭を見つめ…
頬を染め…恥じらう姿に…


「う、嘘だ…っ!!何かの間違いだっ!!
これは悪夢だ…違う…っ!!
俺らは一線を超えてはいない…」

 と、祭は頭を抱え冷や汗をかいていた…


「まつり~…悪夢って…
悲しい事を言うなよぉ…
おいらをシャンと勘違いをして…
おいらの前で夢精しちゃって…
おいらの紅色の衣に、ベッタリと…
まつりの…
そのぉ~…厭らしい液が付いちゃって…」

 と、弦は身体をくねらせ恥じらい…


「ま…っ、待て…今なんて言った…っ!?
シャンと勘違いをして…
俺は弦を抱いてしまったのか…っ!!」

 と、この世の終わりのごとく
祭は落ち込んでしまった…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ