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【シャンと朕…】

　一方…シャンと朕は…
深い眠りから目を覚まして…驚愕していた…

　先に口を開いたのは…

シャン
「ねぇ…朕…
これ…一体どうなっているの？」

　シャンの不安そうな声に朕も…

朕
「よもや、よもや～…我にも分からぬ…」

　そう、薄雲のような霧に包まれ…
シャンと朕は視界が見えないでいた…

　それに…ふたりは縄で縛られてはいないが
牢の中に居たのだ…

シャン
「これは…夢なの…？現実なの…？」

　と、シャンは無意識に呟いていた…

　すると…何処からともなく…
聞き慣れた声がした…

天
「ふふふ…これは夢では、ありませんよ」

　と、愉しそうに…天は、そう言ったのだ…