恋慕
第52章 小豆の想い…
【小豆の想い…】
と、紫仙は休憩所へ現れた…
気配を感じなかった…
小豆
「あっ…
これは紫仙様…おはようございます…」
と、小豆は紫仙に深々と挨拶…
天は、紫仙に対する小豆の態度に嫉妬した…
紫仙
「お前ら、ふたりは今日は非番だ…
さっさと自室へ戻って身体を休ませろ…
特に、お前は…その…
中級使いになってから働きすぎだぞ…」
小豆
「いえ…そういうわけには…何故、急に…
その…夕べみたいな事は二度と致しません」
と、小豆は
天の傷口を広げるような事を言い出した…
天は胸が苦しくなり…言葉が出なかった…
紫仙は天の様子を察し…小豆に…
紫仙
「お前も…もう少し…言葉を選べ…」
と、紫仙は
小豆と天を目配せをし…