テキストサイズ

恋慕

第8章 別れの刻…



「え…っ?嬉しいよ…だけど、祖国に帰って
親戚同士で決めるんじゃなかったのか?」

 と、祭は、もう一度、確認した…

シャン
「ふふ…っ…何を今更…
まつりが僕に教えてくれたでしょ?
親なんてクソ食らえ…
自分の親を恐れて、どうする…?
自分の人生は自分で決めろって…
言ったのは…まつりだよ…?
手紙にも…そう書き記した…それに…」


 と、そこへ師範殿と、朕と弦…くぅまで
港へ来ていた…

師範殿
「はぁ…はぁ…祭君…この私を騙すとは
良い度胸をしていますね…」

 と師範殿は、怒り寸前…
どうやら、くぅが
祭の身代わりとなっていた事がバレたらしい

 それに、朕と弦も…弦の手元には手紙が…
朕は扇子をパッと開き…口許だけ隠している
が目許は笑みを浮かべてる…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ