恋慕
第8章 別れの刻…
と、シャンは今にも泣き出しそうに
そう言った…
弦
「俺も、まつり~…って呼ぼうかなぁ~…」
と、煽ってくる弦…
朕
「よもや、よもや~…
これは、どうしたものか…」
と、悩む振りをする朕…
カタカタ…と愉快に踊る、くぅ…
シャンの父
「君達の、その衣の色と、その立ち振舞いを
見る限りでは朕家と弦家の子供だな…
それに…傀儡のくぅちゃん…」
シャンの母
「シャン…良い、お友達を持ったわね…」
と、朕と弦も…
何だか圧を掛けられたような気がして
背筋を伸ばしていた…それ見て、くぅも
真似をして背筋を伸ばす…
シャンの父
「あっはっは…
そんなに恐がらなくても良いぞ…
君達の親とも昔馴染みだからな…」
シャンの母
「そうよ…これからもシャンの事を
宜しくね…だけど…」