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恋慕

第13章 遠く離れた存在…


シャン
「…そんなの…何だか…残酷すぎるよ…」

 と、シャンの心は痛んだ…


「シャン…現実を受け入れろ…
終戦はしたが、まだ油断は出来ない…
秘力持つ俺らしか民を護る事しか出来ない…
だが、安心しろ…
シャンの事は俺とくぅで護るから…」

 祭は優しくシャンに伝えるが…

シャン
「…僕だって…秘力を持ってる…
僕にも…まつりとくぅを護らせてよ…」

 と、シャンは複雑な心境で答えた…
すると、今度は、くぅが…

《嬉しいな…シャンに護ってもらえるなら
       本望だよ…ありがとう…》

 くぅは、本当に嬉しそうに答えた…


「くぅ…もう、そろそろ…森に還れ…
任務を怠るなよ…」

 祭は、くぅに、指示したが…

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