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恋慕

第14章 懐かしき友…


シャン
「朕…久し振り…弦…まつりから離れて…」

《弦…まつりから離れて…
    シャンの悲しい顔は見たくない…》

 ふたりは弦に対して…そう言ったが…


「よもや、よもや~…
シャン殿…くぅ殿よ…気を鎮めよ…
弦は…皆と仲良くなりたいのだ…」

 と、朕は、そう言いながら…
弦と祭を引き離したのだ…

 朕は言葉とは裏腹に…
行動が伴っていない様子に見えた…


「明らかに…お前…酒くさいぞ…」

 祭は弦を睨め付けた…


「良いじゃん別に~…それより…シャン…
くぅの外見に…何か気付かない…?」

 弦はシャンとくぅを交互に見ながら
悪戯な笑みを浮かべシャンに問い掛けた…

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