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恋慕

第14章 懐かしき友…


シャン
「…くぅ…僕に…似ているね…」

 そう…祭は、くぅをシャンに
そっくりな傀儡を作っていたのだった…

 木彫りの傀儡ではない…カタカタ…
という音もしない…人に近い…傀儡…

 これが…祭の秘力…意思を持つ傀儡…

 それを聞いた祭は…


「全然、似てねぇよ…シャンの方が…」


「そう、シャンの方が容姿端麗…才色兼備
まぁ…おいらには負けるけどね…?」

 と、弦は朕の傍に寄り甘え始めた…


「よもや、よもや~…そうじゃな…」

 と、朕は何だか機嫌が悪いような…


「それより…何故、お前らは此処に来た…」

 と、祭も…
朕と弦に早く部屋から出て行ってほしい
みたいで機嫌が悪いような…

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