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恋慕

第18章 使われてない書庫…



「なっ、なんだよ…居て悪いかよ…」

 と祭は、どうして良いか分からず…
シャンも祭の後ろに隠れて恥ずかしそうに
している…


「あらら~…?
この部屋は熱気を帯びているぞ…それに…」

 と、弦は、そう言うと…祭とシャンの衣の襟を開き…胸元を見て…ひぃ、ふぅ、みぃ…
と、うっすら残る痣を数え始めた…


「ふぅん…まつりとシャンの痕を数えたが…
まつりの胸元の痕が多いぞ…意外だなぁ…
まつりが受けか…
シャン…お前…大人しそうに見えて…
なかなか積極的だなぁ…」

 と、からかう弦…それに対し…シャンは…

シャン
「ちょっと…っ…弦…
まつりって言わないでよ…もしかして…
僕が居ない間も…そう呼んでいたの…?」

 と、悔しいやら…切ないやら…
色んな感情が入り交じっていた…

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