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「...生徒をからかうの止めて下さい
さ、さようなら」

私は小走りで七瀬さんから去った
なんなの...あの顔
本当に先生...カッコよすぎるから！！
...けど
あんなに女慣れしてるって事は
絶対彼女持ちだよね...
私が高校生だからからかうのきっと楽しいんだ

私はあーちゃんが待つ
昇降口へ向かった

「ごめん、お待たせあーちゃん」

「ちーちゃん！遅い！寂しかった!!!」

はいはい、あーちゃんの暴走がまた始まった
なだめるように私とあーちゃんは学校を出た

あーちゃんは部活が多いからあまり帰れないけど
今日は久しぶりに一緒に帰る事が出来た
学校までは徒歩で行けるぐらいの距離で
すぐに帰れるんだ

「あーちゃん、私達の担任どう？」

「うーん、どうって...(男)だなって！」

...聞いた相手が間違ってた
しばらく沈黙しているとあーちゃんが立ち止まった

「...もしかして担任の事気になった？」