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私ね先生がすきになっちゃったみたいなの

第5章 Episode3 Grow Apart

「…えっ、先生…これって…」

先生が差し出したのは指輪だった

「今日、知子の家に行ってちゃんと話そうと思ってた…だから内緒で友達に指輪の相談をしていたんだ…なんか誤解させてたようで悪かった」

私は涙が止まらなかった
…先生はちゃんと私の事考えてくれてたんだ
なのに勝手に勘違いして先生を傷つけてしまう所だった…

「ちーちゃん、良かったね…」

あーちゃんは…少し寂しそうな顔をしていた

「あーちゃん、ごめんなさい…私は本当に先生の事が大好き…もう勘違いされる行動は私もしない」

あーちゃんは私の肩をポンポンと叩き笑ってくれた

「…振られちゃったな…けど次ちーちゃんを悲しませる様な事したら俺は奪いに来るから」

「…あぁ、わかった、けど絶対にない」

あーちゃんは家に帰って行った

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