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私ね先生がすきになっちゃったみたいなの

第6章 Episodeα:Ruri+

_ギシ…ギシ…

放課後の保健室
今日は先生が出張でいない
こっそり先輩が鍵を開けて私を誘っていた

「…んっ…んっ…」

「…瑠璃ちゃん…イク…」

先輩は急いで私の口にブツを突っ込み
中へ液体を流し込んだ

_ゴクリ…

味なんて気にしない
もう…どれだけ飲んだか分からない…

「凜々さんの件、オヤジに話しておくから」

「…よろしく」

先輩はスッキリした顔で保健室から出ていった

「…ただの猿が」

私は乱れた制服を直し口を濯いだ
…鞄を教室に忘れた事に気が付き
教室へ向かうとそこにはちこがいた

「あ、いたいた!ちこ!」

別に探した訳じゃないけど…
私が何やってたかとか知られたくないし
…けどちこには気が付かれないかも

「瑠璃、まだ学校にいたんだね」

「うん、仲良しの先輩と話してたらこんな時間だよ。ちこ帰ろう?」

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