テキストサイズ

私ね先生がすきになっちゃったみたいなの

第6章 Episodeα:Ruri+

「…もしかして赤木知子さん?」

「はい…」

「…いきなりごめんなさい。私、凪紗っていいます
歩夢の彼女です」

凪紗は私を一瞬見てニヤリとした
本当に…演技が上手い
女優かよ…

「…1度で良いんで歩夢と話して貰えませんか?
隣のお友達も一緒で大丈夫ですので」

…上手く持ってくよね
ちこがトイレに向かって凪紗と2人きりになった

「これでいいですか?…報酬楽しみにしてるんで!」

「大丈夫、そこは気にしないで」

「ふふっ…あんな純粋そうな子騙して瑠璃さんも意地悪な人ですね!」

私は凪紗の髪を引っ張った

「キャッ!いや!」

「…いい?凪紗は報酬通りに動くだけ。余計な事言ったらお姉ちゃんに報告するよ」

「…わ、分かりましたよ!」

雇われがグチグチ言うな…
私はちこを守りたいだけ…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ