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私ね先生がすきになっちゃったみたいなの

第7章 Episode4:Summer

夏休みに入った
午前中だけだったけど今日は登校日
久しぶりの日直であの日の頃を思い出した
あの日、先生に告白されたんだ…
日誌を書き終え職員室へ向かった

「…はい、日誌です」

「お疲れ様」

先生は頭をポンポンと叩いて
奥の部屋へ行ってしまった
でもコレは車で待ってろの意味
実は夏休みに入る前に
マンションと車のスペアキーを渡されていた

少し前の不安が嘘みたいに薄れて来ている
それと…今日の夜から先生の実家の別荘へ
行く約束もしている…
初めて先生の両親に会う日でもある
私はドキドキと嬉しさでいっぱいだった

昇降口へ向かうと前から
桃井先生が歩いてきた
桃井先生は保健室の先生で
おっとりしてして可愛らしい先生

「あら、赤木さん今帰りなの?」

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