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私ね先生がすきになっちゃったみたいなの

第8章 Episode5: Shadow

私は暫く放心状態だった
スマホを見ると先生から連絡が来てた
何も考えられなかったから
気が付かなかった…
先生に電話をかけた

「おい、今何処にいるんだ」

すぐ先生は電話に出てくれた

「莉々さんの…」

「ん?何でアイツの所に?」

先生の声を聞いたら今まで我慢していた
涙が一気に溢れた
もう何言ってるか自分でも分からなかった
私が普通じゃないと思った先生はすぐ
店に向かってくれると言ってくれた

「瑠璃…」

瑠璃が闇を抱えてたなんて知らなかった
きっと瑠璃は私に助けて
欲しかったのかもしれない…

_____

ガチャ!

「知子!」

先生は私を見るなり抱きしめてくれた
私の酷い格好…先生はどう思ったかな…

「…誰がやった…」

「…わかんない、ごめんなさい…」

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