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第6章 カウンセリング

僕は、展開が早すぎてどう反応して良いのか分からなかったが、おとなしめで地味ではあるがそれでいて可愛く、品のある雰囲気も見える沙耶香が、自分の股間を擦りながら、男のモノを入れるという表現でSEXの話をしたことに驚きを隠せなかった。

沙耶香はその雰囲気を察したのか、

「ごめんなさい!表現が露骨で…。ビックリした?でも、谷川さんには包み隠さず話そうと思うから…。」

と言った。僕は、

「うん!ちょっと…。普段のさやちゃんと雰囲気違うから…。」

と言うと、沙耶香は、

「私、いつもは素を出さないから…。でも、谷川さんにはありのまま…。」

と言った。僕は、

「気にしないで、続けて!」

と言った。

しかし僕は、沙耶香が、ここまで普通は言わないであろう行為の描写をそのまま僕に話すことに驚いていたと同時に、元精神科医丿先生の行為に怒りがこみ上げた。カウンセリングとういうはカモフラージュで、沙耶香に性的な行為をするのが目的なんじゃないか!と思えてくる。

それに、沙耶香は股間まで触られても、触られてることには何も触れず、信用されてないことが嫌だと言う。

何もかもが常識では理解できないが、沙耶香の話を最後まで聞こうと思った。


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