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アパート

第6章 カウンセリング

僕に話を促され沙耶香はまた話し始めた。

「先生が、私の体を一通り触ると、今度は、私が1ヶ月の間にあった出来事を色々と話すの!ほとんどが、職場の愚痴なんだけど、アパートのことも話すのよ!谷川さんのことも!」

と言った。僕は、僕のことをその先生に話しているなんてちょっと心配になった。だって、男と付き合わないようにするのが先生のカウンセリングの目的だと思うから…。

沙耶香は、僕の心配そうな表情を見たからか、

「大丈夫よ!「谷川さんは、太っててかっこいい人じゃないし、私にだって選ぶ権利あるんだから、誰でもいい訳じゃないのよ!」って先生にはいってあるから!そのくらいの嘘は良いでしょ!本当は、スラッと背が高くてイケメンだけど…ね!」

と言った。僕は、

「イケメンなんて、それは言い過ぎだよ!そんなこと言われたことないし…。」

と言って笑った。沙耶香も、今までどちらかというと真面目な顔で話していたが、表情が和らいだ。

沙耶香は、

「一通り話をした後に、先生にマッサージしてもらうの!先生は、今はマッサージをお仕事にしているから…。マッサージなら目が見えなくても出来るから身に付けたんだと思う!」

と言った。

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