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私ね先生がすきになっちゃったみたいなの-2-

第2章 Episode1: Reunion

「えっ!行きたい!!…けど。」

「…けど?」

私は誰かと遊ぶ時、それが女の子でも
真央くんの許可が必要だった

「えぇ、真央くんの許可が必要とか
なんかウケる(笑)」

真央くんに連絡をすると即返ってきた

(行きたいなら中庭で口で抜いて)

真央くんは許可はしてくれるけど
必ず何かしらの条件付きだった
でも、瑛海と遊びたかったので
私はわかったと返信をした

「OKは出たんだけど、用事があるから
少し遅れるね」

「…そうなんだ。わかった!場所送っておくね」

私は少し憂鬱だったけど
放課後、中庭に向かう事にした

______

放課後になり私は中庭で真央くんを待っていた

「雛子、お待たせ」

真央くんは後ろから抱きついてきた
いつもならキュンとしたのに…
この日の私は何とも思わなかった

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